2014年1月13日月曜日

新型車両用灯器 日信分離型の真相に迫る


日本信号は、平成25年に新型灯器を発売した。従来の分離型よりも、部品点数の簡素化等を含め改良されている。材質は、アルミダイカストと思われ、ステンレス化はされていない。しかし、この灯器には大きな要素が隠されている模様。
灯器を製造する際、アルミダイカストの型を作る必要がある。鋳型と呼ぶが、鋳型を作るには膨大なコストがかかる。
鋳型から出た際、1灯単位で出てくるが、両方にサイドカバーが備えられている状態で、これをカットすることで幅の調節及び接続カバーに変化する。これにより、前面と背面の2つだけで鋳型の製造が済む。サイドカバー専用の鋳型を作らないことで、コスト削減と作成時間の短縮が見込めそうである。このような合理的な信号灯器がスピーディーな製造を進めることで、膨大なオーダーを抱えても大丈夫になりそうだ。急増の期待が大いに出来る新型灯器の動きに注目したい。

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